僕が慰めてあげる
 7つ年上のお兄ちゃんは、今でも時々オネショをします。
僕は3歳の時から一度もオネショをした事がありません。だけどお兄ちゃんは20歳になってもまだオネショが治りません。
僕たち2人は毎晩一緒に寝ています。 僕がお兄ちゃんの隣で眠るのは、彼がオネショをした時に慰めてあげるためです。
お兄ちゃんは昨夜もオネショをしてしまいました。
夜中にモソモソと布団の動く気配がして、僕はその時目を覚ましました。 するとタッチライトの淡い光がお兄ちゃんの姿を照らしていました。
お兄ちゃんは枕元に正座をしていました。そして彼の目の前には大きな地図がありました。
僕はすぐに起き上がって、お兄ちゃんの顔をそっと覗き込みました。
彼はぼんやりとした目で地図を見下ろし、スースーと口で息をしていました。肩まであるお兄ちゃんの髪は、寝癖が付いてボサボサになっていました。
床の上にはお兄ちゃんが濡らしたパジャマのズボンが転がっていました。 そしてその上には濡れたパンツが重ねて置いてありました。
ベッドのすぐ横には、ずっと前からアヒルの形をしたおまるが置いてあります。 それはママがお兄ちゃんのために買ってきた物です。
でも僕はお兄ちゃんがおまるにおしっこする所を一度も見た事がありません。 彼はいつもベッドの上でおもらししてしまうからです。
お兄ちゃんはおもらしするまで絶対に起きないので、おまるを置いてもなんの意味もありません。

 お兄ちゃんは寝ぼけているように見えました。でも本当はそうじゃありません。 彼はオネショをしてしまって落ち込んでいたのです。
「お兄ちゃん、オネショしちゃったの?」
僕がそう言うと、お兄ちゃんは泣きそうになって俯いてしまいました。
僕のお兄ちゃんは頭がよくて、すごくかっこいい人です。有名な大学に通っているし、整った顔をしているのです。 優秀でかっこいいお兄ちゃんにとって、オネショが治らない事は最大のコンプレックスなのです。
俯くお兄ちゃんの横顔はとても素敵でした。顔の輪郭はシャープだし、鼻が高くて、唇は綺麗な形をしています。
そんなお兄ちゃんを苦しめているのは、シーツの上に広がる地図だったのです。
僕は落ち込んでいるお兄ちゃんを慰めてあげる事にしました。そのやり方は、ずっと前から一緒でした。
太ももに挟まれたお兄ちゃんのあそこは、反省するかのように小さくなって下を向いていました。
でも、反省する必要などないのです。オネショは別に悪い事ではないからです。
僕は時々カンシャクを起こしてママを困らせます。ママを困らせるのは、とても悪い事です。 でもお兄ちゃんがオネショをしたって誰も困りません。 だから、本当に反省しなければいけないのはきっと僕の方なのです。

 僕は小さくなっているお兄ちゃんのあそこに指を這わせました。 すると、俯いていたお兄ちゃんがビクッとして天を仰ぎました。
お兄ちゃんのあそこを指で擦ると、それは僕の手の中でだんだん大きくなってきました。 最初は下を向いているのに、そのうちに堂々と上を向き始めるのです。
不思議な事に、お兄ちゃんのが大きくなる時は僕のあそこも一緒に大きくなります。 すると必ずその先の方がムズムズしてしまいます。 お兄ちゃんは何も言わないけど、きっと彼も同じようにムズムズしているのだと思います。
僕はパンツを脱いでお兄ちゃんと同じ姿になります。その時は2人ともパジャマの上だけを着ている状態です。
それから僕は、ゆっくりと静かにお兄ちゃんの膝の上に乗ります。その時はいつも背中の後ろに地図があります。
僕はお兄ちゃんの首に両腕を絡めて彼の膝の上で一旦腰を浮かせます。 するとお兄ちゃんは僕のお尻を両手で支えて大きくなった自分のあそこをうまく穴へ入れてくれます。
これで僕たちは1つになりました。最初はちょっと痛いけど、腰を上下に揺らすとだんだん気持ちがよくなってきます。
2人でこの行為をするのは、お兄ちゃんがオネショをした時だけです。
「ん……あぁ……」
お兄ちゃんは僕をしっかりと抱き寄せて、小さくそんな声を出します。それはきっと、お兄ちゃんも気持ちがいいからです。
更に腰を上下に揺らすと、ベッドがギシギシと音をたてます。
その振動は多分床にも響いています。ママとパパが隣の部屋で寝ているので、僕はちょっとドキドキしてしまいます。
昨夜はその最中にお兄ちゃんがキスをしてくれました。形のいい唇で、僕の小さな唇を何度も吸ってくれたのです。
お兄ちゃんはキスをしながら僕のあそこを指で撫でてくれました。すごく気持ちがよくて、頭の中が真っ白になりました。
「んーっ……んーっ……」
気持ちがよくなると、僕はすぐに叫び出したくなってしまいます。 でもお兄ちゃんがキスをして口を塞いでくれたので、その声は外へは漏れませんでした。
こんな事をしているのがママとパパにばれたら大変です。 だから僕は絶対に大きな声を出してはいけないのです。

 お兄ちゃんが射精をした時、僕はちゃんとそれが分かります。 お尻の穴から温かいものが漏れ出して、しだいにお兄ちゃんのあそこが縮んでいくからです。
僕もだいたいお兄ちゃんと同じ時に射精をします。
先の方から白いものがピュッと飛び出して、お兄ちゃんのパジャマはいつもそれで汚れます。
でもお兄ちゃんはそんな事で怒ったりはしません。彼はどうせパジャマを着替えるので、汚してしまっても別に構わないのです。
お兄ちゃんは汚れたパジャマの裾で僕のあそこを優しく拭いてくれます。 射精をした後も、まだ先の方に白いものが残っているからです。
その頃になると、お兄ちゃんはすっかり元気を取り戻しています。

 オネショ用のビニールシーツを取り替えた後、僕たちは朝まで抱き合って眠ります。
お兄ちゃんは大人になるにつれてオネショの数が増えてきました。
去年の今頃は週に1回程度だったのに、最近はだいたい2〜3日おきにオネショをします。
そういえば、お兄ちゃんは今日の朝方またオネショをしてしまいました。彼が一晩で二度もオネショをしたのは初めてです。
僕はその時もちゃんとお兄ちゃんを慰めてあげました。
僕はこれからもお兄ちゃんのオネショが治らなければいいと思っています。
お兄ちゃんには、できれば毎日オネショをしてほしいです。 一晩に二度でも三度でも、たくさんオネショをしてほしいです。
END

トップページ 小説目次